【レビュー】Mx Master 3Sを1年以上使ってわかった本当の実力|仕事効率が劇的に変わるマウス
こんにちは。しょーごです。
仕事柄、日々パソコンを長時間使う方にとっては、切っても切り離せない存在。マウス。
いざ探すとなると値段もピンキリ。
比較的安価なものはイメージが湧く一方で、一万円を超えるマウスもあります。
そんな高価格帯の中でも、とりわけ評判のいいマウスそれが「Mx Master 3S」

値段は約1万5千円。正直高いです。

実際値段に見合った価値ほんとにあるの?

本当に高いマウスって仕事の効率化につながるの?

Mx Master 3Sのスペック紹介ではなく、実際使用した人のリアルなレビューが知りたい!
この記事では上記のような疑問を持つ方に対して、実際に仕事でがっつりMx Master 3Sを1年ほぼ毎日使い倒してきた筆者がMx Master 3Sの良い点、イマイチな点をまとめました。
Mx Master 3Sの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
結論
筆者の個人的な感想としてはMx Master 3S以外のマウスはもう使えないです。
まずはその理由を筆者の感覚で感じたメリットからご紹介します。
【メリット】Mx Master 3Sの良い点
静音クリック
所謂普通のマウスと比較すると圧倒的にクリック音が静かです。そして指に伝わるクリック感はしっかりあるので、操作感も全く問題ありません。
具体的には家族が寝ている寝室で作業しても一切問題ないほどの静かです。
MagSpeed電磁式スクロール(マウスホイール)

Mx Master 3Sが手放せなくなる最たる理由がこれです。
端的に言うと一回ホイール回すとExcelやスプレッドシートなら1,000行、ブラウザでのページ閲覧ならならあっという間にページの最下層まですっ飛ばせます。
もちろんホイールの設定を「コリコリ感の伝わる設定(ラチェットモード)に切り替えることもボタン一つで可能。細かくスクロールが必要な時の切り替えもノンストレスです。
仕事柄情報量の多いExcelやスプシ、膨大なページのpdfを扱う方などは、この機能だけで元が取れるのでは無いでしょうか。
サムホイール

Excelやスプレッドシート作業のような横スクロールを多用するケースで凄まじい効果を生みます。
ホイールの重さもちょうど良く微妙なスクロールのコントロールもとてもしやすいです。
これに慣れると横軸のスクロールがないマウスはもう使う気になれません。
3台PCに同時接続可能&切り替えがボタンひとつで可能

私は「会社支給のPC」を2台と「プライベートPC」1台を保有していますが、ボタンひとつで繋げる端末を切り替えられる点は最高です。全てBluetooth接続ですが、繋がるまでのラグもほぼゼロかつ、つながりが悪いことも一切無いです。(一応つながりが悪い時ようにLogi Boltレシーバーもついていますが、使ったことがないです)
どんな素材の上でも安定動作(8,000dpiのセンサー)
マウスパッドが完全に不要になりました。 ガラス面でも、木の机でも全く問題なしです。
圧倒的なバッテリー持ち

1年以上使用している今でも、毎日フル(1日10時間ほど)で使っても2、3日でバッテリーが切れることはまずないです。私は週に1度充電する程度で使えています。
もちろん充電しながらも使用可能です。
人間工学(エルゴノミクス)に基づいた形状

自然な角度で握れるので、長時間の使用でも手首の疲れは感じません。特に仕事で長時間使用する人ほど恩恵を享受できます。
所有欲を満たせる&かっこいい
それだけですが、毎日触れるものなのでこれも大切な要素です。
【デメリット】Mx Master 3Sのイマイチな点
価格
言わずもがなですがマウスとしての価格だけ見ると高いです。
ショートカット割り当て機能
Logi Options+というソフトを使うとアプリケーションごとにMx Master 3Sに存在する7つのボタンにそれぞれショートカットを割り当てることができます。
使いこなせる方には素晴らしいメリットになる一方、私はアプリごとにそれぞれのショートカットの割り当てをしても覚えられなかったので、結局全て統一のショートカットのみ使用してます。
デカい、ちょっとだけ重い
サイズが大柄なので携帯性はイマイチです。
ジェスチャーボタン(親指のところのボタン)が押しにくい

個人的な問題な気もしますがとにかく私にとってはこのボタンが押しにくかったです。
このボタンだけは操作に意識を向けないと押しにくく、結局私はほとんど使用しなかったです。
Flow機能はWi-Fi環境によってはもたつく
複数台の端末を跨いでカーソルやファイルの移動ができる機能ですが、Wi-Fi環境によってはカーソルが端末をまたぐときに動きがもたつくことがあります。とはいえPCをまたいでファイルやテキストのコピーができる&OSが異なっていても(apple⇔Windows)対応可能という点はハマる人にはかなりクリティカルなメリットとなる機能だと思います。
総評:Mx Master 3Sは仕事効率を劇的に変える
Mx Master 3Sは、マウスのしては確かに安くはありません。
ですが、「毎日使うツール」に投資する価値は、想像以上に大きいと感じています。
1日8時間×週5日=月160時間。
この時間を共にする道具として考えるとこのコストパフォーマンスは異次元です。
その差は、積み重なるほど大きくなります。
私はもう、他のマウスは使わないでしょう(後継機を除き)
あなたが仕事効率を本気で上げたいなら勿論のこと、価格で他の製品と悩んでいるなら少し頑張ってでも、次の相棒にMx Master 3Sを選んでみてください。
それだけの価値はあります。
この記事が少しでもみなさまのお役に立てば幸いです。

