【購入者レビュー】圧倒的コスパ デロンギ マグニフィカSの機能紹介+できる事まとめ。

こんにちは。しょーごです。

我が家にデロンギ マグニフィカS(ECAM23120以下型番省略)が来て1年半以上が経過しました。

購入のきっかけはコロナの影響でリモートワークが開始された為、半分仕方なく買ったのですが、思っていた以上に生活にハマったので私なりのレビューをまとめてみようと思いました。

デロンギからは様々なモデルの全自動コーヒーマシンがリリースされていますが、今一番コストパフォーマンスが高い デロンギ マグニフィカS に興味がある方は是非読んでみてください。

各部機能紹介

機能① コーヒーの香りに重要な要素

デロンギ マグニフィカSにはフルスペックモデルの約20万円するデロンギ エレッタ カプチーノ トップと同じ構造の7段階、コーン式グラインダーが搭載されています。メーカー曰く特徴は低回転で豆をひくため摩擦熱が最小限に抑えられ、アロマを逃がさないとのことです。

また、脱着式抽出ユニットのポンプ圧は15気圧(抽出時9気圧)とこちらも デロンギ エレッタ カプチーノ トップと同じです。抽出時9気圧はこれより高くても低くても風味が損なわれる絶妙なタンピング圧となっています。

コーヒーの根幹ともいえる香りの要素を決める重要な内部機構がフルスペックモデルど同様である点はとてもうれしいポイントですね。

機能② 豆ホッパー(コーヒー豆を入れておくところ)

コーヒー豆を補充する度に良い香りがします。

豆ホッパーはしっかり250gの容量があります。

コーヒー豆は200gで量り売りされるケースも多いので、コーヒー豆の袋を開けて一回で少し余裕をもって入り切る豆ホッパーは、コーヒーキャニスター(豆の保存容器)を使う必要がないので個人的には嬉しいポイントです。

また、豆ホッパーに一度にたくさん入りすぎると使い切るまでにコーヒー豆が酸化してしまうので、このぐらいのサイズのほうが我が家はにちょうど良い容量です。

ちなみにコーヒー豆は酸化の観点から開封後30日以内に飲み切ることが、一般的に推奨されているようですね。

パウダー投入口はこちら。豆でなくても使えるのはうれしいポイント。

機能③ グラインダーノブ

豆ホッパーの中にはグラインダーノブがあります。
よりクリーミなコーヒーを楽しみたいとき等に調節するツマミですが、基本的にはあまり触ることのない部分です。

機能④ コントロールパネル

こちらコントロールパネルです。

ボタンは大まかに「電源」、「抽出」、「内部洗浄」、「スチーム」の機能が備わっています。中心の円形のノブは豆の量を調整するノブです。粉コーヒーを入れる際もこちらで調整します。

アイコンのマークで直感的に操作がしやすいのは嬉しいポイントですね。

機能⑤ 給水タンク

給水タンクの容量は1.8ℓの大容量です。

全自動コーヒーマシンはコーヒーを淹れる以外にも、自動内部洗浄やカプチーノの泡を作るためのスチーム等水を使う機能が多いです。

1.8ℓの給水タンクは朝水を入れて夜まで十分もつ容量なので、この点も手間が少なく良いポイントです。
もちろん取外し、取付もスライドしてはめるだけなのでとても簡単です。

機能⑥ 水トレイ、コーヒーカス受け

水トレイ、コーヒーカス受けは手前に引き出すと外れます。

水トレイには水位計がついてますのでうっかりこぼす心配もありません。

赤い水位計が顔を出したら水を捨てるタイミング

また、コーヒーカス受けも清掃タイミングまでをインジケーターがお知らせしてくれるので、使用後またはインジケーターが点滅したタイミングで掃除すればOKです。

機能⑦ フロッサー・スチームノズル

ノズルの下部からスチームがでます。扱いはとても簡単です。

カフェオレに使うホットミルクやカプチーノに使うミルクの泡だてができます。手順通りに進めれば誰でも簡単にきめ細かい泡が作れます。


自宅で本格カプチーノがたのしめるので、自分で楽しむのはもちろんですが、私は来客にカプチーノを淹れることも多いです。結構喜ばれるのでひっそり喜んでいます。

入れられるコーヒーの種類

コーヒーの種類① エスプレッソ

きれいなクレマ(エスプレッソの液面に浮かぶ泡)ができます。

まずは基本のエスプレッソです。濃厚な香りと旨味を感じることができる一杯です。

エスプレッソはコントロールパネルの「カップ+ソーサーマーク」の4か所のどれか押すことで、4つの分量から抽出が可能です。

抽出量を登録することも可能ですので、自宅のコーヒーカップやお手持ちの持ち歩き用のマイボトルなどにちょうど良い量を登録することで、自分好みにカスタマイズすることもできます。

バニラアイスがあればボタン一つでアフォガードもできますね。

コーヒーの種類② カフェ・ジャポーネ(レギュラーコーヒー)

いわゆるレギュラーコーヒーです。

カフェ・ジャポーネは日本人が好む味であるエスプレッソのうまみとドリップのキレが融合されたコーヒーです。

ハンドドリップのように豆を蒸らしながらいれる間欠抽出や、一定量以上の抽出の際は新しく必要量の豆を挽くことにより、芳香な香り、甘み、うまみを凝縮したレギュラーコーヒーを実現させています。

コーヒーの種類③ カプチーノ

ミルクの泡は簡単につくれます。ラテアートに挑戦するのも楽しそうですね。

カプチーノはエスプレッソに、クリーム状に泡立てた牛乳を加えたもので、日本人にも比較的馴染み深いコーヒーですね。

自宅で本格的なスチームミルク(スチームドミルク、蒸気で温められたミルク)とフォームミルク(フォームドミルク、蒸気で泡立てられたミルク)を作り淹れるカプチーノは、まさにカフェで飲むような本格的な仕上がりになります。

興味がある方はラテアートを楽しむのも面白そうですね。

コーヒーの種類④ カフェラテ、カフェオレ

画像はカフェオレです。

フロッサー・スチームノズルを「HOTMILK」に合わせてスチームミルクを作ればカフェラテやカフェオレに適したミルク泡が作れます。

ちなみにカフェオレは、一般的にドリップコーヒーにミルクを加えたのものを言い、カフェラテは、エスプレッソにミルクを加えたものを言うそうです。

圧倒的なコストパフォーマンス

デロンギ マグニフィカS の現在の実勢価格は約65,000円程度です。

コーヒーマシンとして括ると一見高額ですが、コーヒーを飲む習慣がある方であればかなり早い段階で元が取れます。

デロンギ公式サイトにはにカプセル式コーヒーメーカーとコンビニコーヒーの2種類と比較して、機種と自身が一日で飲むコーヒーの回数を入力することで損益分岐点が計算できるページが用意されています。

※『公式サイトTOP→引き立ての秘密→経済性で選ぶ』で当該ページへアクセスできます。

計算してみたところ私の場合はわずか8カ月目で損益分岐点を迎えましたので、私は既に一年半使用しているので7万円~8万円程度すでに得をしていることがわかります。

以前は会社の前のコンビニで毎日2,3回コーヒー買っていたので結構得している計算になりますね。

このようにイニシャルコストは一見高く見えますが、中長期で考えるとかなりコスパの高い商品であることがわかって頂けると思います。

まとめと総評

  • コーヒーの根幹ともいえる香りの要素を担う機構はフルスペックモデルと同様。
  • 豆ポッパーや給水タンクの容量、自動洗浄機能も相まってとにかく手間をかけずにコーヒーが飲める。
  • 淹れられるコーヒーの種類も豊富
  • 自宅のカップやマイボトルの容量に合わせて抽出量の設定も可能。
  • 中長期で考えるとコストパフォーマンスはかなり高い。
  • 色々なコーヒー豆を試しお気に入りの銘柄を探したり、ラテアートも楽しめる。

家で飲むコーヒーとしてこの価格でこれ以上の質を兼ね備えたモデルはないのではないでしょうか。

個人の感想ですが、価格で悩んでいる方は早く買えば買うほどトータルで見ると得だと思います。

デロンギ マグニフィカSは数ある家電の中でも本当に買ってよかったといえる家電です。

この記事が皆様役に立てば嬉しく思います!

DeLonghi

Posted by しょーご