【15,800円で年間90時間が買える】Anker Eufy RoboVac 11Sをレビューしました。
こんにちは。しょーごです。
突然ですが、私は毎日掃除機をかけたいタイプです。
以前の私は仕事や休みの日を問わず毎日朝約15分、自宅の各部屋に掃除機をかける生活を送っていました。
ロボット掃除機は以前から興味があったのですが、本当にきれいになるのか正直疑っており、そのうえiRobot ルンバやPanasonic ルーロ(RULO)といった有名なロボット掃除機は高額でなかなか購入に踏み切れない日々を過ごしていました。
そんなある日Amazonを眺めているとAnker Eufy RoboVac 11Sと言う格安ロボット掃除機を見つけました。
私が購入した時の値段はAmazonクーポン2,000円もあり、なんと15,800円。ロボット掃除機としてはかなり安価です。
値段的に不安も多かったのですがレビューの評価も良いので購入してみました。
結果は大正解。購入から約3ヶ月程経過しましたが、今も毎日使っており普通の掃除機の出番はほぼなくなりました。
ちなみに具体的な効果を計算すると私は年間で「15分×365日=5,475分→91.25時間(約3日半)」も掃除機をかけていた計算になるのですが、今回私は15,800円で91.25時間/年 を購入したと言っても過言ではありません。
掃除に使う労力も温存することができましたし、本当にもっと早く買っておくべきでした。
今回はそんな私のQOLを爆上げした Anker Eufy RoboVac 11S をレビューしていきます。
ロボット掃除機は気になるけど値段で購入を悩んでいる方は是非読んでみてください。
目次
本体各部紹介
本体の大きさ
本体の大きさは直径32.5㎝高さ7.2㎝とかなり薄型の本体です。
比較的値段帯の近いルンバ693の本体サイズが直径34cm、高さ9.2cmであることと比較するとコンパクトであることがわかります。
ロボット掃除機は本体の直径もそうですが何より薄さが重要です。薄ければ薄いほど掃除できる場所が単純に増えます。
Anker Eufy RoboVac 11Sの薄さであれば足の短いソファやベッドの下や棚の下といった結構窮屈な隙間もグイグイ入ってくれます。
普通の掃除機では腰をかがめて掃除する場所や届かない場所も、しっかり汚れをかきだして吸い込んでくれるのはうれしいポイントですね。
サイドブラシ・回転ブラシ
ブラシはサイドブラシ2つと回転ブラシ(メインの大きいブラシ)があり、サイドブラシで集めた床のゴミを、回転ブラシでダスト容器へかきこみます。
ちなみにはじめはサイドブラシは2つスペアがついてます。
ブラシは消耗部品なのですが交換頻度はメーカー曰く以下の通りとなっております。
■サイドブラシ:3~6ヵ月ごとに交換
■回転ブラシ:6カ月~1年ごとに交換
なお、使用頻度もそれぞれなので上記頻度は目安です。
実際には部品が目に見えて消耗してきたらと交換することになりますが、3カ月毎日使用している我が家でもまだ部品が痛んできた印象はありません。
メーカーHPまたはAmazonでは2,000円でサイドブラシ、回転ブラシ、フィルターの純正品消耗品セットから販売されています。金額的な負担も小さく消耗品の買い替えが可能な点は、長く使用するうえでは重要なポイントですね。
バンパー・センサー
本体前面半分がバンパーになっており、バンパーにセンサーがついてます。前方裏面には落下防止センサーもついていますので、階段等大きな段差のある場所でも安心してつかえます。
個人的な話ですが3年程前会社にルンバがありました。当時はロボット掃除機黎明期でしたので、ルンバといえど椅子にガンガンあたってくるので、結構イライラした覚えがあります。
Anker Eufy RoboVac 11Sは接触前に前面センサーで障害物検知+徐行運転しますので家具に激しくぶつかることはほぼありません。技術の進歩を感じます。
ダスト容器
ダスト容器本体はワンタッチで取り外し可能+樹脂製で水洗い可能です。どうしてもゴミがたまる場所なのでこういったパーツが水洗いできるのはありがたいです。
フィルターはプレフィルター、高性能フィルター、フォームフィルターの3層構造です。
プレフィルターとフォームフィルターは水洗いできますので、ダストボックスのパーツはほぼ水洗いに対応していることになりますね。
ちなみに高機能フィルターとフォームフィルターは購入時にスペアがワンセットついてきます。
機能紹介
BoostIQテクノロジー搭載
BoostIQテクノロジーとは床環境に合わせて最適に掃除できるよう、より強い吸引が必要な場所で自動的に吸引 力が上がる、Eufy 独自の仕組みです。
フローリングからカーペットへの移動等、床環境が 変化した際には約 1.5 秒の速さで最適な吸引力へ自動調整してくれます。
段差乗り越え機能
本体についている車輪は高さ調整機構が内蔵されています。
これにより16㎜までの高さは乗り越えることができますので、厚手のカーペットやちょっとした段差等は全然問題なく乗り越えてくれます。
個人的な感想ですが結構微妙な高さの障害物に乗り上げても、本体が身をよじって何とか乗り越えよう(もしくは元の位置に戻ろう)としてくれるので、起動後外出し帰ってきたら止まっていたという経験はほぼありません。
連続稼働時間
連続稼働時間は最大100分です。価格帯の近いルンバ693の最大連続稼働時間が90分であることと比較すると少しタフであることがわかります。
Anker Eufy RoboVac 11Sは ランダム走行なのですごく効率よく部屋の掃除ができるわけではありませんが、100分の連続稼働時間であれば一般的な2LDK程度の間取り程度は一気に掃除しきれます。
多彩な運転モード
Anker Eufy RoboVac 11S にはリモコンがついており、多彩な運転モードを選択できます。
各運転モードを簡単にご紹介します。
自動モード
一般的に使用される掃除モードです。自動的に他の掃除モードも選びながら移動経路を最適化します。
本体の起動ボタンを押したら選択されるモードです。基本的に私はこのモードしか使いません。
スポットモード
特定の場所で円を描くように集中的に掃除を行うモードです。特定の箇所が汚れている時に使用するモードです。
私は料理の時に小麦粉を床にぶちまけた時に一回使用しました。運転は2分間で自動的に止まります。
エッジモード
壁際を重点的に掃除したいときに使用するモードです。20分間運転し、終了後は自動的に充電ステーションまで戻ります。自動モードでもよく登場する運転モードなので私はあまり使いません。
シングルルームモード
一部屋だけ掃除したいときに使うモードです。運転するときはドアを閉める必要があります。
30分で運転が終了するモードなので、充電が切れるまでずっと動き続けるといったことを避けるモードです。
マニュアルモード
ラジコンみたいにリモコンで操作できるモードです。これを使うぐらいなら個人的には普通の掃除機使います。
運転予約
タイマーを設定することで任意の時間に掃除が開始されるように設定することも可能です。
結局どれぐらいゴミがとれるのか
一番気になる点はこの点だと思います。
様々な統計がありますので一概には言えませんが平均的な家庭では週に2回程度、つまり3日に1回掃除機をかける家庭が多いようです。
今回は検証の為毎日掃除機をかけたい気持ちを抑え、3日間掃除機を我慢し4日目の朝出勤前に Anker Eufy RoboVac 11S を起動、帰宅後どの程度ゴミが集まるか試してみました。
その画像がこちらです☟
えげつない量のゴミが取れていることがわかると思います。我が家には犬がいるので犬のいない家庭よりはごみの量が多いとは思いますが、 Anker Eufy RoboVac 11S の集塵力は十分わかって頂けると思います。
ちょっと残念なポイント
音の大きさは電子レンジ程度
結論から言うと普通の掃除機よりは格段に静かです。ですが稼働中に同じ部屋で作業をするとなると若干耳障りな音量ではあります。
個人的には外出時や使っていない部屋で Anker Eufy RoboVac 11S を稼働させるので、そういった使用を想定している方はまず問題にはなりません。
進入禁止エリアを電子的につくれない
ロボット掃除機の中には磁気テープなどを用いて進入禁止区域を設定することが可能な機種があります。
Anker Eufy RoboVac 11S はそういった機能が備わっていないので、どうしても入ってほしくない場所がある場合は物理的にふさぐ必要があります。
まとめ
- 日常的な掃除機がけが必要なくなり、自分の時間がかなり増える。
- 薄型でコンパクトなので手では届かない場所は普通の掃除機よりきれいになる。
- 消耗品も経済的な価格なのでランニングコストも安い。
- ダスト容器はほぼ水洗いOK。衛生的に使用可能。
- センサーの精度も良い。階段のある部屋でも安心して使える。
- 多彩な運転モードを搭載。
- 音は普通の掃除機より格段に静か。外出時や自分がいない部屋で使用するなら全く問題ない。
この記事が皆様のお役に少しでもたてば嬉しいです!