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MX Master 4とMX Keys Sは揃えるべき?両方使って分かった正直な結論【セット購入の必然性】

しょーご

結論:MX Master 4とMX Keys Sは「揃えて買う必然性」は正直薄いです

いきなり結論から言ってしまいます。ロジクールのフラッグシップであるマウス「MX Master 4」とキーボード「MX Keys S」を、「ロジで揃えたいから」という理由だけでセット購入する必然性は、正直なところ薄いです。両方を持っている筆者がそう感じています。

というのも、この2台をつなぐ要素は共通アプリ「Logi Options+」と、1つのレシーバーにまとめられる「Logi Bolt」くらいで、「この2台を揃えたときだけ使える専用機能」は基本的に存在しないんですね。なんで「セットだからお得・便利」みたいな分かりやすいうま味を期待すると、ちょっと肩透かしを食らうかもしれません。

ただし、「こういう人なら揃える価値は十分ある」という例外もちゃんとあります。この記事では、両方を使い込んでいる筆者が、忖度なしで「揃えるべきか/片方でいいか」を判断できるように整理していきます。

「ロジクールでマウスとキーボードを揃えると、何か特典や専用機能があるの?」

「Logi Options+ってマウスとキーボード両方ないと意味がないの?」

「合計4万円は高い…正直、片方だけじゃダメ?」

この記事を読むと、こんなことがわかります。

  • MX Master 4とMX Keys Sを「揃える」と実際に何が変わるのか
  • 揃える必然性が薄いと筆者が感じる具体的な理由
  • それでも「揃える価値がある人」の条件
  • 「揃えなくていい人」の賢い組み合わせ方と、どっちを先に買うべきか

※先に単体の使用感を知りたい方は、それぞれのレビューもどうぞ。


そもそもMX Master 4とMX Keys Sを「揃える」と何が変わるの?

まず、揃えることで具体的に何が起きるのかをハッキリさせておきます。結論を先に言うと、「地味に便利になる共通点はあるが、決定打になる”セット専用機能”は無い」です。

2台に共通しているのは、ざっくり次の4つです。

  • 共通アプリ「Logi Options+」で一括管理できる(ボタン割り当て、電池残量チェックなど)
  • 「Logi Bolt」レシーバー1本に最大6台までまとめられる(理屈の上ではマウスとキーボードをUSBポート1つで運用可能)
  • 「Easy-Switch」で最大3台のデバイスを切り替えられる
  • 同シリーズなのでデザインの統一感がある(筆者はグラファイトで揃えています)

こうして並べると、いかにも「揃える価値がありそう」に見えます。ただ、ここが肝心なんですが、これらはどれも「MX Master 4 × MX Keys Sの組み合わせ限定」の話ではありません。Logi Options+もLogi Boltも、ロジクールの対応製品なら他のモデルでも普通に使えます。つまり「MXフラッグシップ同士だからこそ」のメリットは、実はほとんど無いんですね。


揃える必然性が薄いと感じる3つの理由

ここからが本記事の核心です。両方を持っている筆者が「セットで揃える必然性は薄い」と感じる理由を、忖度なしで3つ挙げます。

理由1:Logi Options+は片方だけでも普通に使える

結論、Logi Options+の恩恵は「2台揃えること」とはほぼ無関係です。

Logi Options+は、つないでいるロジクール製品を1つ以上認識すれば、それぞれ単独で設定できます。マウスだけでもボタン割り当てやジェスチャーの設定はできるし、キーボードだけでもSmart Actions(複数操作をワンキー化するマクロ機能)は使えます。「マウスとキーボードの両方が無いとアプリが機能しない」なんてことは一切ありません。

正直に言うと、筆者が2台揃えていて「共通アプリで便利だな」と感じる瞬間は、両方の電池残量を1画面でチラッと確認できるくらいです(これは地味にありがたい)。ただ、それだけのために約4万円を投じてセットで揃えるべきかと言われると、なかなかに弱い理由だと思います。

電池残量がこんな感じで見える

理由2:「セット専用機能」がそもそも存在しない

これが一番大きいです。「MX Master 4とMX Keys Sを揃えたときだけアンロックされる機能」は、現状ありません。

たとえば最近のアップデートで「拡張Easy-Switch」という機能が追加され、キーボードのEasy-Switchで接続先を切り替えると、リンクさせたマウスも一緒に切り替わるようになりました。実際に筆者の環境で試したところ、問題なく連動して切り替わってくれます(これは地味に快適です)。一見「おっ、揃えるメリットが増えた」と思いますよね。

ライトの点滅が切り替わりを示してます

ところがこれ、MX Master 4 × MX Keys Sの専売特許ではありません。マウス側がLogi Options+とマルチペアリングに対応していれば成立する仕組みなので、もっと安価なロジクールのマウスでも同じことができてしまいます。連動自体は快適でも、「フラッグシップ同士だから」の理由にはならないわけですね。

理由3:合計約4万円。その額に見合う「揃える理由」が薄い

そして価格です。執筆時点で、MX Master 4が約2万円、MX Keys Sが約1.8万円。2台揃えると約4万円になります。決して安い買い物ではありません。

もっとも分かりやすい根拠を出します。両方を持っている筆者自身が、実は2台を「セットとして」使っていません。基本はそれぞれBluetoothで個別に接続して運用していて、Logi Boltの1レシーバーにまとめる、という”揃えた人ならではの運用”すらしていないんですね。それでも全く不便を感じていません。

つまり、約4万円を一度に投じて「揃える」ことで得られる体験は、片方ずつ単独で使うのと比べて、劇的には変わらないというのが正直な実感です。とにかく「セットで買えば何か得する」という発想は、一度捨てたほうが冷静に判断できると思います。


それでも「揃える価値がある人」はこんな人

ここまで散々「必然性は薄い」と書いてきましたが、揃える価値が十分ある人もちゃんといます。自分が当てはまるか、チェックしてみてください。

複数のPCをまたいで作業する人(フロー機能を活かせる環境なら)

実は「揃える数少ない本当のメリット」がこれです。ロジクールの「Flow(フロー)」機能を使うと、1つのマウス・キーボードで複数のPCをまたいで操作でき、画面間でカーソルもキーボード入力も一緒に移動できます。マウスとキーボードを両方MXで揃えていると、この恩恵をフルに受けられます。

ただし、ここで正直な注意点を1つ。フローはネットワーク(Wi-Fi)経由で動くので、環境次第で快適さが大きく変わります。筆者の作業部屋はWi-Fiの電波が弱く、PCをまたぐ瞬間にどうしてもタイムラグが出てしまって、お世辞にも使いこなせているとは言えません。「揃える最大の理由」であるフローですら、環境が悪いとこの程度なんですね。なので、複数PCをガンガン行き来する&ネットワークが安定している人にこそ、揃える価値があると言えます。

ノートPCでUSBポートを1つでも空けたい人

Logi Boltレシーバーは1本で最大6台まで登録できるので、マウスとキーボードを1つのレシーバー(=USBポート1つ)にまとめられます。ポートが少ない薄型ノートPCユーザーには、これは地味に効きます。

ただし、ここにも落とし穴が1つ。MX Master 4の付属レシーバーはUSB-C、MX Keys Sの付属レシーバーは従来のUSB-Aと、タイプが違います。1本にまとめるなら、どちらかのレシーバーに寄せて、もう片方を再ペアリングする一手間が必要です(難しくはないですが、知らないと「あれ?」となります)。

デスクの統一感・所有感を大事にする人

これは機能ではなく「気持ち」の話ですが、筆者はけっこう重要だと思っています。同シリーズで揃えると、とにかくデスク周りが引き締まります。グラファイトならグラファイトで色も質感も揃うので、見た目の満足度はかなり高いです。在宅ワークのモチベーションは案外こういうところから来るので、「気に入った環境で働きたい」人には十分な投資理由になります。

統一感のあるデザインはお気に入りです。

入力環境を最上位グレードで固めたい人

シンプルに「マウスもキーボードも妥協したくない、どうせなら最上位で揃えたい」という人。これはもう価値観の話なので、止める理由はありません。どちらも完成度は高いので、満足度は約束されます。ただ繰り返しになりますが、それは「2つの良い製品を買う」のであって、「セットだから良い」わけではない、という点だけ意識しておくと後悔しません。


逆に「揃えなくていい人」と、賢い組み合わせ方

一方で、次のような人は無理に揃える必要はありません。

  • 1台のPCで作業が完結する人(フローの恩恵がない)
  • とにかくコストを抑えたい人
  • 片方はすでに手持ちのデバイスで満足している人

こういう人におすすめなのが、「片方だけMXフラッグシップにして、もう片方は適材適所で選ぶ」という組み合わせ方です。たとえばマウスはMX Master 4にして、キーボードは打鍵感の好みで選んだ別のモデルにする。逆にキーボードだけMX Keys Sにして、マウスは手に合う安価なモデルにする。これで十分に快適な環境が作れますし、浮いたお金を別のデスク環境投資に回せます。

どっちを先に買うべき?(用途で分けて考えるのが正解)

「どちらか1台から始めたい」という人向けに、筆者の考えを正直に言うと、これは断定できません。用途で分かれるからです。無理に「マウスから!」などと言い切るほうが不親切だと思うので、こう考えてみてください。

  • 長文入力・コーディング・チャットなど、キーボードを打つ時間が長い人 → まずMX Keys Sから。打鍵感の快適さは作業時間が長いほど効いてきます。
  • 資料作成・ブラウジング・表計算など、カーソル操作やスクロール・多ボタン操作が多い人 → まずMX Master 4から。横スクロールやボタンカスタマイズの恩恵が大きいです。

自分の作業で「手がどっちに長く乗っているか」で決めると、まず外しません。


総評:揃えるかどうかは「セット」ではなく「自分の使い方」で決める

もう一度結論です。MX Master 4とMX Keys Sは、「ロジで揃えたいから」というだけの理由で2台同時に買う必然性は薄いというのが、両方を使う筆者の正直な評価です。セット専用機能は無いし、共通アプリやレシーバーのメリットも他のモデルで代替できます。なにより、揃えている筆者自身がセット運用していない、という事実がそれを物語っています。

とはいえ、複数PCをまたいでフローを活かせる人、ポートを節約したい人、デスクの統一感を大事にする人にとっては、しっかり価値があります。判断基準は「セットだから」ではなく「自分の使い方に刺さるか」。ここさえ押さえれば、4万円を払って後悔することも、必要なのに片方をケチって不便を抱えることも避けられるはずです。

単体の使用感が気になった方は、それぞれの詳細レビューもあわせてどうぞ。自分にとって本当に必要な1台(または2台)が、より具体的に見えてくると思います。

この記事が皆様のお役に立てば幸いです。

ABOUT ME
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ITリーマン兼ブロガー
ガシェットと柴犬を愛するIT企業に勤めるサラリーマン。
実際に自分で使用したガシェットのレビューを中心にブログを書いています。
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